やっと読めた…!
知性と愛、そして人間の尊厳の物語。
読後はやりきれない悔しさや怒りを感じましたが、
それでも読んでよかったと、心の底から思いました。
著者が心理学研究者なのもあいまって精神分析や
心理検査の描写が濃厚なのも特徴。
知能の急激な変化を記録する主人公の手記を追っていく中で、
私たちはこの課題に対して他者ではいられない。
潔白な物語としてでなく、ノイズも絡まった一つの人生に触れる文学体験です。
staff みさき