実際に自分がピアノコンクールに赴いてもこんな感情にならないだろうなあ、多少の誇張はあれど世の中内在的に理解しないと辿り着けない感情あるんだよなあ、果てしないなあ、ぐわーーー!と延々余韻に浸った作品です。
こんなにも分厚いのに流れるように、飲み込まれるように読み進め気づいたら1週間も経たず上下巻を読み終えていました。凄まじいです。
4人のピアニストが一体何を思い、感じ、願い、音を奏でるのか。そんな彼らの音楽を少し覗いてみませんか?