一番近い存在のようで、とても遠い存在のような気もする家族。 親との時間は自分が生まれた時からずっと繋がっているのだけれど、逆に言うと、自分が生まれる前の時間は白紙のまま。 本を読みながら、実は私は親のことをよく知らないな、と思っていました。
この本の中で作者は、とても鮮やかに父親と自分の間を切り開いていきます。 笑いあり、涙あり、人間臭さ満載。
大切な人を亡くしてからでは遅いから。 私もそろそろ、親にちゃんと向き合ってみようと思います。