初めての今村夏子さん作品でした。 「むらさきのスカートの女」と「黄色いカーディガンの女」によって構成された日常の物語。終始漂う不穏な空気、でもそれが面白い!と思えた作品です。
知らないだけで、自分とは“常識”が異なる人間は普通に存在しているわけで、当たり前のように電車で隣の席に座ったりするものです。
続きが気になりあっという間の読了でした。狂気と紙一重の滑稽さ、ぜひ覗いてみてください。