小学校の図書室に絶対あった、と言っても過言ではないはず。
図書室に入り浸りな小学生だった私は、もちろんこの本の存在を知っていて、あまりにも有名だからという理由で読まなかった天邪鬼ガールでした。
この本は、世の中にあるたくさんの職業について説明されています。
仕事内容だけでなく、実際にやってみないと分からないであろう内情みたいなことだったり、こんな人が向いている、なんてことも書いてあったり。
13歳、はたまたもっと幼い子供たちが、この本を読んで「将来なりたい職業」について知ったり、この本から「将来の夢」を探したりするのかなぁと思うと、
いい本だなぁとしみじみ唸ってしまいました。
13歳の私はどのページを読み、どんなことを思っただろうか。
大人になったいま、自分自身の職業や、これまでの人生で夢見てきた数々の「なりたかった職業」のページを読みながら、
いまの自分の人生、そして「こうだったかもしれない人生」に、私は思いを巡らせました。
かつて13歳だったすべての人に、いま改めて読んでみて欲しい一冊です。