スタジオジブリの名プロデューサー鈴木敏夫さんが、手塚治虫、黒澤明、富野由悠季、スピルバーグ、米津玄師、あいみょん、ダライ・ラマ14世、そして宮﨑駿などとのエピソードを振り返る一冊。お一人ずつ長すぎず短すぎない長さでまとまっていて、ジブリ好きはもちろん好きなアーティスト好きの方でも楽しめます。
個人的にはどれも面白かったのですが、ジブリ好きとしては、ジブリ美術館に来訪された時のスピルバーグ監督のエピソードと『千と千尋の神隠し』の舞台監督であるジョン・ケアード監督との試写会後のエピソードが大変興味深かったのでお薦めです。