「私は命をかけて、あなたのものになりますね」タイトルと同様にこの作品を象徴する言葉です。いつも元気で明るいなずなと、いつもそっけない羽宮、2人がそれぞれ主人公となる2部作となっています。羽宮が好きでたまらないなずなと、それに応えたいものの恥ずかしさが優ってしまう羽宮。そんな中で訪れる絶望と、2人の愛の中で、命をかけて彼女は彼のものになる。“切ない”や“やるせない”などの単純な感情では表せない作品となっています。ただただ誰かが亡くなるそんな話を超越した愛の物語です。ぜひ手に取ってみてください!