乙一さんの短編集作品。 短編集ですが、ひとつひとつの物語はとても重く、しかしながら嫌ではない苦しみあるいは感動として頭に残り続けます。
この本の中でも「SEVEN ROOMS」が1番強烈でした。初めて読んだ乙一さんの本がこちらでしたが、読み終わった瞬間、興奮しすぎてバスの中で鳥肌が立ちっぱなしだったことを覚えています。素晴らしいと評されることに迷わず賛同できる、そんな短編集です。