永遠の0/百田尚樹
森の図書室

永遠の0/百田尚樹

2024.04.16

「娘に会うまでは死ねない、妻との約束を守るために」

個人的に太平洋戦争を扱った小説の中では一番好きな作品です。映画化もされ、岡田准一さんや多部未華子さん、伊藤四郎さんなど多くのキャストの演技が今でも目に覚えています。確かに、他の戦争映画や小説に多く触れていないこともあるかもしれませんが、“解像度が高い”そんなふうに感じます。戦争を題材にする作品には、小説に限らず、絵や写真においても他の題材とは画一した“想い”というものをすごく感じます。永遠の0においても同様に、著者である百田さんの“想い”だけでなく、主人公である「宮部」の“想い”が垣間見えることが特異のように感じる所以だと思います。他の作品(少なくとも私が読んだこと・見たことのある作品)では、著者の“想い”と主人公を含めた登場人物の“想い”が完璧に融合しあっていないのかもしれません。ただ、それは相対評価であり、小説「永遠の0」においては、完璧に融合していると感じています。その小さな差異が、他の追随を許さない理由かもしれません。

加えて、完全に私情ですが、最近自分の思考していることや感じたことを示すのに、日本語の語彙が足りないと感じることが多いです。そのため、上手く伝わっていなかったり、拙い文面が多かったりすることが多いです。

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