恋人、友人、同僚、家族など、繋がりの中で生きていると、人との付き合い方に悩むことってあると思います。この本にはそんな時に持て余した感情をストレートに、時に皮肉っぽく受け止めてくれるエッセイがつまっています。
私自身人と関わりを持つ時にどうしても終わりを意識してしまうタイプです。一緒にいたくても、ずっと一緒にいられるなんて思えない。そんな思いを持っているからこそ、今を大切にしようと思わせてくれる一冊でした。
「いつか別れる。でもそれは今日ではない。それでいいじゃないか。」
読み終わった後にきっと自分のことを少しだけ前よりも好きになれていると思います。