うまく噛み合わない2人が辛くてもどかしくて永田が少し恨めしくて、なんで上手くいかないんだろうなと苦しくなりました。
生きていると言葉にならないような、説明できないようなことが積み重なって辛い思いをする時があります きっとこういうことを人に説明する時「色々あって」と枕詞を使うと思うのですが、その「色々」がこの一冊に詰まっていました。
私にとって初めての又吉小説なので思い出深いですし、読み終わった後の感覚はいまだに忘れません