ひとりが好きなあなたへ/銀色夏生
森の図書室

ひとりが好きなあなたへ/銀色夏生

2024.05.23

一人旅とか一人映画とか、一人美術館、一人飲み、一人散歩、一人ライブ参戦、一人カフェ巡り、一人カラオケなどたくさんの「一人〇〇」がありますが、皆さんは好きな「一人〇〇」はありますか?個人的には一人映画はオススメです。感動モノなら周りを気にせず思いっきり泣けるし、コメディ系なら思いっきり笑えます。なんだかんだで、友人や恋人と来ると見栄を張ったり強がったりしちゃいますけど、そんなことなく思いっきり映画に浸れますよ。別に「一人が特別好き」とか「一人じゃなきゃやだ」なんて、そんな風に思うことはほとんどないけど、気がついたら一人でいることが多かったり、それがとっても心地よかったりするだけだと思ってます。ほんとは誰かと一緒に出かけたり、沢山話したりそんなことも大好きだけど、会話が苦手な人間にはそれが少し難しかったり、嫌厭したりしてまいます。なんでしょうねこれ。

「ひとりで、夢を見ていた。夢を見ていた。ずっと。夢を見ていたような日々だった。夢を見ていたような恋だった。
こんな私をあの人は嫌いだと思う。この時点で、いつもストップ。巻きもどし。そしてまた繰り返し。」と、かみしめたい一節。
銀色夏生さんからの「人が嫌いではないけど、ひとりが好き。」そんな人への“出さない手紙”です。詩集とともに、万華鏡の鮮やかな写真が覗かせています。少し足踏みしたい時に読みたい1冊です。

SHARE
LINE@友達追加方法LINE@友達追加方法

LINE@友達追加方法

  1. QRコードを読み取ると友だち追加できます。上記ボタンを押すと友だち追加できます。