ヴァイオリン、ピアノ、トランペット、クラリネットなど有名楽器から、尺八、バラライカ、ヴィーナなど民族楽器まで、世界各地の楽器を分かりやすく紹介した一冊。
各楽器ごとに見開き1ページ、写真付きでまとめられています。
楽器はそこそこ知っているつもりでしたが、ルーア、ハーディー・ガーディーなど聞いたことも見たこともない楽器が紹介されていて(気になった方は調べてみてください。)「世界は広いなぁ」なんて感じてしまいました。
どんな時代、どの地域においても人々の音を奏でたいという思いによって生み出されてきた楽器たち。その音たちが消えてしまうのは悲しいですね。
全て読まなくても、気になった楽器のページを読んだり、パッと開いたページを読んだりしても面白い本です。
出版されたのは少し前ですが、人に話したくなってしまう雑学もつまっていて今読んでも十分楽しめます。楽器に馴染みのない方もぜひ。