“推し”という表現もいつの間にか一般的になりましたね。いたるところで耳にする気がします。
“推し”ってなんなんでしょうか。好きな人?生きる糧?憧れ?
正直私は楽しそうだなとは思うけれどあまり馴染みは無くて、ピンときていませんでした。
「推しを取り込むことは自分を呼び覚ますことだ。…その存在をたしかに感じることで、あたしはあたしの存在を感じようとした。」
このセリフで少しだけ”推し”を作る気持ちがわかったような気がしました。
“推す”という行動自体に意味を見出すから”推し”を作る。そういうものなのかなと思います。
生きづらさを抱えた少女の全力の推し活。
ここまでのめり込める何かを見つけたらもう一度読んでみたい思いました。