コロナ禍に書かれた谷川さんとブレイディさんの往復書簡。 “体こそが、人間と人間がダンスしたり孤独を感じる証拠”“脳だけの存在になってしまったらそこにはきっと寂しさもなくなるでしょう”という考えが興味深いなあと思いました。あの世とその世の境目には自分の体があるのかも…と妙に納得してしまいました。 お手紙を読み書きしながら相手の考えを咀嚼したり、自分の考えたことを伝えたり…な、お2人のやりとりが面白い一冊です。
staff ゆき