シューカツ!!/石田衣良
森の図書室

シューカツ!!/石田衣良

2024.10.06

「空いたグラスに気づけないやつより、気付けるやつと仕事をしたくないか?」

個人的な話になります。
就職活動真っ最中で、自己分析や企業研究に追われる日々を過ごしています。1990〜2005年の就職氷河期と比較して、近年は「売り手世代」と容易な就活活動と叫ばれてます。確かに、今ほどネットも多く普及していない時代ですから、大変だったのだろうなとは思います。しかし、自分の就職先を探し、求める作業はいつだって大変なはずです。毎日毎日、エントリーシートと説明会、インターン、面接に追われるような生活をこの数ヶ月しています。これが、翌年の6月ごろまで続くことを考えると心に来るものがあります。

さて、話は冒頭の一文に変わりますが、決して「上司のグラスを気を配れ」というわけではないです。他人から教授されたわけではないですが、これはとても大事なことだと最近思い始めました。いくら良い人でも、仕事ができる人でも、関係性(信頼・信用・安心などなど)が無ければ共同で動きたくはないです。“裏切るのかも”なんて日常生活では思いませんが、詰まるところ“良い奴”と一緒にいたいのです。「空いたグラスに気がつけるか否か」は比喩で、より具体的には「自分がどんなに疲れていても、挨拶だけは元気にする人」「食器洗い・洗濯物を率先してやる人」「疲れている顔をしている人がいたら一番に話しかける人」「困っている新人さんには心底丁寧に教えてあげる人」「1人になっている人に真っ先に声をかける人」「自分の疲労より、他人の笑顔を優先する人」などなど、あげるとキリがないです。就活のために自己分析を進めていると、私は人の顔ばかり伺って先回りして行動するタイプです(他の人から見たら違うかもしれませんが)。だから、自分よりも他人(ここでは友人、バイト、先生)を優先して行動していることが多いです。先にあげた“具体例”をどこまで実行できているかは分かりません。ただ、少しずつ少しずつ大人になるにつれて、もっと周りをみて気に掛けられる人になりたいと思います。また、一緒に働くもそんな人達が多くいるような組織・会社に居たいと思います。

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