私の推しで大好きな千早茜さんの作品。
もう一言。最高。天才。もう最高。
サイン会に出向くほどのファンなので多少推しフィルターはかかっているかもしれません。
けれども、男性にも女性にも読んでほしい作家さんでいらっしゃいます。
女性ファンが多いかもしれませんが。
千早さんの言葉は、とても強く揺らいでいるんです。真っ直ぐ届くとか、すごく共感する、とかではなく、ゆらゆらとなめらかに、でも輪郭はしっかりりとして他の色に染まることがない。この言葉しか有り得ないと思えるほどに一文字一文字が強い。
そんな彼女が発する言葉に、私は抗わずにただただのまれていく瞬間がたまらなく好きなのです。
余談ですが、千早さんが仲良くされている村山由佳さんが帯をかかれているのもお二人のファンとしては興奮材料となりました。