普段からあまり手に取らない短篇集。
特別理由はないんですが、長い物語にどっぷり浸かるのが好きなのかもしれません。
ですが、筆者は今(私の中での)流行りの村田沙耶香氏。
同じ図書委員が貸してくれました。ありがとう。
全部で12篇からなるこの一冊。
村田沙耶香を知らない方でも読みやすいのではないでしょうか。
「賞も取ってる人だからちょっと興味あって、、、」くらいの人にはぜひ勇気を出してページを開いてみてほしい。
ちなみに私のお気に入りはこちら。
・生命式
・素敵な素材
・素晴らしい食卓
・二人家族
・ポチ
・孵化
タイトルにもなっている生命式は、もうガツンとキマります。
ちなみに私はこの生命式には賛成派です。
そこまで変わったら、今の日本も少しは面白くなる気がするので。
文学史上最も危険な短篇集。
全身で感じてください。