
プロ、なんて生易しいものじゃない。
営業を愛し、営業の神に愛された男・鳥井。
凄腕営業マンとして各社を転々としながらも文字通り桁違いなノルマを1人で達成してしまう。尊敬を集めるのは最初だけ、次第に彼はどこでも異常者のような目で見られる。
そう、彼は孤独なのである。
この小説は、圧倒的才能ゆえに孤独に生きることしか知らない悲しい男が、殺し屋の世界に足を踏み入れて、闘志を燃やしながら覚醒を遂げてゆくアチいアチい物語です。
「2週間で2億。稼げなきゃ全員地獄行きだ」
命を天秤にあり得ないノルマを課される鳥井。
なんだか頼りない殺し屋チーム。さらには厳しい世界の同業者たちからも牙を向けられるのであった…。
この小説をミステリとするなら、その謎はただ1つ。
“どうやって稼ぐか(How earned it?)”
ハードボイルドと呼ぶには、紙一重で馬鹿げている。
乱歩賞だけでなく本屋大賞にもノミネートされた、
ドライブ感高め、一気読み必死な熱血ノワール小説です。