私が著者の寺尾さんを知ったのは、「魔法みたいに」という楽曲でした。 詩と歌声を聴いた時どこか浮世離れしていながらも、地にどっしりと足がついているといった不思議な魅力を感じました。
まさか音楽活動の傍ら戦争についての実体験のお話を10年も費やし集められていたとは知りませんでした。
人間はとても愚かだけれど、悔いることができる。その為にも過去を知る事は大切です。
私自身もつい見落としがちな生活の小さな幸せを、ひとつ残らずかき集め丁寧に並べ生きていきたいと強く思いました。