高校時代、「カタカナを覚えるのが苦手だから」という理由だけで日本史を選択した私ですが、
本や映画、演劇を楽しむうちに、世界史の知識を身に付けたい…!と思うようになり。
久しぶりに勉強がしたいけれど、受験勉強みたいな知識の詰め込み!!よりは
もう少しゆるっと学びたいなぁと思って探していて、たどり着いた一冊。
この本、「歴史の教科書」でありながら年号が一切出てこないんです。
細かすぎず、けれどもしっかりと、歴史の流れを「1つのストーリー」のように解説してくれていて、
【教養】として世界史を学ぶのにぴったりの教科書です。
著者の山﨑圭一さんは公立高校で社会科の教師をされていて、
年度の途中で他校へ異動することになってしまった際、世界史を教えていた生徒から『先生の授業を最後まで受けたい!』との要望を受け、授業動画をYouTubeに載せることになったそうです。
その授業動画が神授業と話題になり、ついには本を出版されるまでに…!
図書室には、同じシリーズの
「一度読んだら絶対に忘れない日本史の教科書」
「一度読んだら絶対に忘れない世界史人物」
「一度読んだら絶対に忘れない世界史の教科書【経済編】」
も置いてあります。
たまには趣向を変えて、こういう本もいかがですか?