人間関係って難しい。
「悪気はなくて、」その言葉を免罪符にすれば何をしても許されるのか。自分をも欺しながらこの言葉を使うこともあるのではないだろうか。 友達同士、親と子、教師と生徒、色んな関係性の中にある、私たちが見過ごしていた少しの違和感が見事に描写された一冊。 背筋が凍る結末を是非。