人生で一番愛した人を亡くしたら、あなたはどうしますか?記憶の底から消してしまいますか?泣く日々を過ごしますか?
それとも、、、“生まれ変わり”を信じますか?
第157回直木三十五賞の受賞作として選ばれ、
2022年冬に映画化もされたすこし不思議な恋愛小説です。
ものの一日で読み終わった時には、なんとも言えない感情に陥ったことを覚えています。
小説には大抵、表紙か裏表紙に“あらすじ”が書かれていますが、この本は“あらすじ”を読んでも何もわからない、そんな文面が表紙に載っています。人にこの本の良さを伝えようと思っても、何故かあらすじを言いたくない、そんな感情にさせられました。
ただ1つ、好きな人と早稲田松竹で映画を観て、神田川沿いを歩いてみたいものです。