「涙が溢れた。止まらなくなった。絵を見て泣いたのは生まれて初めてのことだった。」
丁寧に情景を紡いでいると思ったらここぞという時に短絡的で畳み掛けるように感情を訴える、これぞまさに原田マハ!
ファン・ゴッホの死の真相に迫る傑作ミステリー作品『リボルバー』。今までの作風とは一風変わり画家たちの知られざるヴェールを剥がしていく過程にドキドキしました。
そして!単行本をお持ちの皆様、是非ともカバーを外してみて下さい!私は先程気がつき今かなり興奮しています。単行本の良さってここですよね〜