「ほんの少しの言葉の向こうにいる人間そのものを、想像してあげろよ、もっと。」
就活中は否応なしに他人と自分を比べざるをえなくて、大学のあの子はどうなった?高校のあの子はどうなった?なんの会社?職種は?給料は?ブラック?
心がやつれて、醜い自分が見え隠れして、どうにかして自分を正当化しないともはや立っていられない。その苦しみが描かれていました。
使う言葉や話す内容だけをみて、人を分類して、他人を評価するのではなく、言葉の向こうも想像して認められる人になりたいと強く思いました。