私の読み返しシリーズの一冊です。
「お嬢さん、よかったら俺を拾ってくれませんか」
身元詳細不明、分かるのは名前だけの行き倒れ男性イツキをさやかが拾うところから始まります。
恋愛と地獄は隣人であれ、という個人的なスローガンと偏った好みで最近はしんどくなる恋愛小説ばかり読んでいたので、甘酸っぱラブストーリーに胸キュンしっぱなしでした。
2人が晴れて結ばれた時には口角が上がるのを抑えられず、自分のことのように「よしよし」と腕を組みたくなっていました。
しかし穏やかな2人のお付き合いにある日突然暗雲が垂れ込めて……。
イツキは何者なのか?
2人の生活はどうなっていくのか?
ぜひ、皆さんが見届けてください。
そして私は今絶賛、河川敷とかご近所を散歩するデートへの憧れが最高潮に達しています……!
皆さんもきっとそうなるのではないでしょうか。