病弱で生意気な美少女つぐみ。 彼女の存在はとても大きく、儚く、脆いと感じました。 言葉の使い方がとことん悪いですが、そんなところでさえもつぐみの魅力だと感じてしまいます。
子供の頃、親の本棚からこっそり抜き取って読んだこの本。今では私の本棚の一部です。
少女から大人へと移りゆく季節の、二度とかえらないきらめきを描く、切なく透明な物語です。