フードエッセイストの平野紗季子さんのエッセイ。フードエッセイストとはあまり馴染みのない言葉ですが、探究心が旺盛な食いしん坊さんを指すと勝手に思っています。(敬意を込めて) なんと小学生から食日記をつけられていて、食事をしたお店の批評をされているのです! 当時からすでに発揮されている鋭い洞察力に恐れ慄きながらも、食への情熱に脱帽してしまいます。 知るって、食べるって、なんて幸せ!!!と目の前の幸せを噛み締めたくなる一冊です。