大好きでたまらなくてドキドキしながら遂に手に入れた特装版。又吉さんのインタビューや動画を何度も何度も見返しながら、ギリギリのところで手に入れることができた宝物です
月と散文はそうですね、実は私の卒業論文で扱った作品なので又吉作品の中でも特に思い入れが強いです。(実は『東京百景』も)
大学4年生で就職活動が始まって本当にどうだっていいやと思いつつ周りが決まっていく焦燥感も抱えていて、気持ちが目一杯になってしまった時にボロボロになる程開いた戦友みたいな一冊です。
又吉さんは本当に優しくて、本当に暖かくて、面白くて、私は常に肯定されている気持ちになるんです。「生きてていんだよ」なんてそんなありふれた言葉は使っていないのに、なんだかそう言われている気がずっとしてしまって
又吉さんの本は温もりに溢れています。だからずっとずっと大好きなんだろうな。
大好きって以上の言葉があればいいのにと思うほど、私にとっては生きていく上で絶対に必要な一冊です。